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zoom RSS 医師不足簡易解消方法案

<<   作成日時 : 2008/11/19 23:09   >>

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「医介輔」という言葉をご存じでしょうか。いえ、わからなくても何も問題ありません。自分も2年半ほど前まで知りませんでしたし。

さかのぼること戦争終結直後。戦争の犠牲などで医師が不足したのに離島の数だけは多い沖縄・奄美で補助的に地域医療をすることを認められたのが医介輔だそうです。奄美では日本復帰が早かったこともありすぐ消滅しましたが、沖縄では日本復帰時でも状況が改善されていなかったことからすでにいる医介輔の活動が引き続き認められました。で、Yahoo!掲載琉球新報の2008年11月19日の報道。

最後の医介輔が引退 へき地・離島医療支え60年

 【うるま】戦後沖縄で、へき地・離島の住民の命を支え続けてきた医介輔制度。宮里善昌さん(87)=うるま市勝連平敷屋=は県内唯一の医介輔として平敷屋診療所で診察を続けてきたが、10月6日に同診療所を閉めた。最後の医介輔だった宮里さんの引退で、戦後・復帰後の地域医療を支えた約60年の医介輔の歴史が幕を閉じ、戦後沖縄の時代を語る象徴がまた一つ消えた。
「戦後」がまた一つ、終わりを告げました。医介輔はあくまでも戦争直後の緊急手段、追加で資格を取得するということはなかったんですね。あくまで医師ではないので医師の権限が全て認められたわけではありませんが、沖縄の医療の1ページとして語り継がれるものではあると思います。

ところで、現在の状況を見ると。こんなアイデアが浮かんできても不思議ではないでしょう。というわけで「いいのに」シリーズ!
「医介輔(または相当する制度)」を現在の日本に導入しちょっとした外来レベルの一次医療を任せればいいのに!
現在の医師は激務に次ぐ激務。特に病院レベルでは医師不足により診療に支障を来す所も多発しています。現に自分の地元の市立病院も分娩予約の受付を中止したそうですし。しかし一方で風邪の診察や健康診断といった分野でも医師は必要とされています。

とすれば、現在の医師と並行して少ない修業年限と低学費でできる「医介輔」を導入して、地域医療や健康診断といった分野を任せ、現在の医師は入院レベルの(あるいはそれに近い)医療に専念する、そうすることで(現在の)医師の病院への供給を増やし、医師の労働条件も改善するという案はありなのではないでしょうか。開業医介輔は少し重症な患者さんを適切に病院に紹介するというのが最も重要な仕事、といったレベルの権限と考えて。

もちろんこれは超安易なアイデア。Wikipediaのページ「介輔」には、これに似たアイデア(ただし医療費削減へのアイデアであることに注意)とそれに対する反論のリンクが張ってあります。この反論もごもっとも。しかし、現在の医師不足は待ったなしなのでつなぎとして「医介輔」を導入という所で落とすのもありでしょう。看護師・助産師により大きな権限を与えるということも考えられますね。どのみち間違いなく言えること、それは「現状の医師配置に問題あり」、ということです。

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