館長の不定期記

アクセスカウンタ

zoom RSS 「団子メーカー」は「観覧車」になれるか。「ほくほく線」になるのはしょっぱいが。

<<   作成日時 : 2006/03/10 20:54   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

書こうと思っていた技術ネタを1個すっかり忘れていたのですが、今日の夕刊を見て思い出したので書くことにしましょう。日立製作所が「循環式マルチカーエレベーター」の基本駆動技術を開発した、ということでそれに関することをいくつか。

この技術、「上り専用通路」と「下り専用通路」をつくってそこをかごがぐるぐる回ることで輸送力のアップを図るということです。まさにそれは観覧車が如し。ということは1組ならば「複数のかごが同時に来てしょっぱい」ということがない、ということ(ってもともと普通のエレベーター1台なら同じですが)。これはよさそうです。

というのは、「現在の普通のエレベーターが複数あるところってなんでいつも団子になってしまうんだろう」なんて常日頃思っているからです。2台以上が「同じところを同じ向きで動いている」、という現象が発生してしまうんですね。片方のエレベーターにお客さんが集中する→そのエレベーターが遅れる→次のエレベーターとの間隔が詰まる→次のエレベーターはお客さんがあまり乗らないので遅れない→追いついてしまう。ちょっと止めて間隔を調整してくれるATOSの東鉄指令(リンク先はWikipedia)なんていないんですから、その傾向は調整されることなく団子になる、ということなんですね。団子になったエレベーターほどしょっぱいものはありません。1台目にお客さんが集中し、次のエレベーターがガラガラ。ひどいときは追い抜くことも。2台ある意味があまりないように感じます。観覧車方式になれば、少なくともある程度の間隔は確保されることになるので団子状態は緩和される、ということになりそうです。

一方、気になることがひとつ。ひとつの循環路で複数のエレベーターが独立して動くことは動くのですが、釣り合いを取るために一組には正反対の位置にもう一台のかごが。この2台は一体となって動くようです。ということはどういうことでしょうか。停車階が等間隔ならいいのですが、そうなっていない場合途中で一旦停止という事態が考えられます。それはおそらく「単線区間のトンネル内の信号所で交換待ち」という感じのイメージなんでしょうね。「トンネル内の信号所」といえばほくほく線。私自身はほくほく線の普通列車は未経験なんですが、同様のことを西武秩父線で経験しまして。トンネル内を走る列車はやおら速度を落とし、ポイントでゆれてやがて停車。「反対方向の列車を待ちます」の放送とともにしばしの静寂。静寂を破る列車が通過し、そして電車は動き出す。しかしエレベーターには運転手(ちなみに西武はワンマン運転でした)はいないので止まってドアが開かないのを不安に思う人もいるかもしれません。もっとも片方向輸送になるオフィスビルを狙っているようなので気にしないとかいってますが(爆)。

この技術がエレベーターの輸送力アップの大きな切り札になることは間違いないでしょう。早期の実用化と、観覧車エレベーターが各所に広まることを期待します。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文

Twitter



携帯百景

nakatan
携帯百景 - nakatan
携帯百景

「団子メーカー」は「観覧車」になれるか。「ほくほく線」になるのはしょっぱいが。 館長の不定期記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる