平成生まれの車両の受難

平成もはや18年。鉄道車両の寿命は一般に約30年といわれる中、平成元年近辺に作られた車両で運がない車両の引退がぼちぼち増えてきました。考えてみればHiSEも小田急にいられなくなったから長野に来るわけですしね。

いつものカナロコによるとそんな平成元年近辺の車両のひとつ、三陸鉄道のレトロ車両「くろしお号」が「おやしお号」に続いて引退とのこと。20年持ちませんでした。

ここで不思議なのが、何で岩手県の三陸鉄道の話題が神奈川県のカナロコに載っているのか、ということ。実はカナロコの記事にも書いてありますが、「くろしお号」と「おやしお号」はもともと平成元年に行われた横浜博覧会のために作られた車両だったのです。古い貨物線を桜木町から山下公園付近まで。貨物線は非電化だったので、お客さんの目を引くためということもあり気動車を新製となったのです。

博覧会終了後は神奈川県内を走らせるわけにも行かなかったので両編成とも三陸鉄道へ。しかしそこではちょっと受難の歴史。既存の車両やJRの車両との連結ができず、どうしても2両編成での運行になってしまうという第三セクターの車両としては致命的な欠点があったのです。結果的に新しいレトロ車両「さんりくしおさい」を新製し元横浜博の車両は引退になってしまいました。「天寿を全う」とまではいきませんでしたが、長い間お疲れ様でした。

さて。私め、高千穂鉄道の記事
少なくともトロッコ神楽号は第2の職場が見つかるといいですね。
と書きました。第三セクターはどこも苦しい。第二の職場探しにはちゃんと車両が使えるところ、というのがどうしても必要になります。これは十分働けたので悲劇というにはかわいそうかなという気はしますが、先の長電の記事でも触れた「大井川の悲劇」は防がなければなりません。十分引越し先を吟味して新天地が見つかるよう願います。

あれ?三陸鉄道って意外とフィットしてそうな…(無責任)

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