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zoom RSS 日本唯二のバス

<<   作成日時 : 2008/09/21 16:24   >>

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ここ数年恒例の「少し遅めの夏休み」から無事帰還、ということは「お題ものでいろいろ引き出される季節」がまたやってきたということです。ウェブリからお題系が消滅してしまったのが返す返すも残念。というわけで今シーズン引き出した第1号は「毎日お題」の9/20のお題「バス」です。

さかのぼること3日前の18日、日本で2路線しかないというとても変わったバスをまとめて乗ってきました。

まずはバスに乗るためバスで駅へ。「駅前バスターミナル」の存在を考えればなんてことのない一文ですが、その間に切符を買って駅の改札をくぐってしまいました。つまりここは「バスに乗るための駅」。

改札が発車10分ほど前なので、ホームにはすでにいます。バスが。どうやら3〜4台で連なって発車するようです。ところが、そのバス、ナンバープレートがありません。停車中にエンジン音がしないのは最近のアイドリングストップバスを考えればおかしなことではないですね。そうこうしているうちに発車ベルが鳴って前方の車両から順次発車。しかし鳴り響きサウンドはエンジンの回転ではなく電車がごときVVVFのモーター音。

バスはトンネルに入って狭いトンネル内を加速します。トンネル内にもカーブがあってそこでは減速(速度制限標識まであるし)、カーブを抜けると再び加速。ん?この乗り心地、どっかで経験したことあるな?そうか、モノレールか!考えてみればモノレールもバスもタイヤで駆動するのは共通してますものね。

案内テープを聴きながら、「破砕帯」の案内看板を見て、しばらく走ると歩くのと同じくらいのスピードまで減速。そこにある「フロック」の標識(まぐれの意味ではないと思いますが…)を「ガコンガコン」と抜けるとわずかに加速しますが、すぐ停車です。しばらく待つと反対方向から同じようなバスが。トンネルが狭いから一定の場所ですれ違うんですね。

再び発車してゆっくり「フロック」を抜け、同じようなトンネルを走ってトンネルを抜けることなく地下の終点に到着です。それにしてもサウンドは終始電車だったなあ。

もう1カ所も会社が違うので車両のデザインこそ少し違いますが、だいたい同じような感じでしたね。ただ、トンネル内が寒いのかほんのり暖房が入っていたのにはびっくり。



では、そろそろネタばらしと参りますか。このバスに乗った2カ所の駅は地図の場所。

アイコンをどれにしようかは悩みましたが、これに決めた理由は後ほど。左が1路線目に乗った扇沢駅、右が2路線目に乗った大観峰駅。どちらも一見「どん詰まり」ですが、西方向にトンネルが掘られていてその中を走るバスに乗ったのです。

頭上には2条の架線、バスの屋根上には集電ポール。「日本で2路線しかない変わったバス」とは、トロリーバスというものだったのです。昔はいくつかの都市に走っていたようですが、バスほど機動力がないなどの理由で都市部から絶滅。しかし扇沢-黒部ダムの関西電力・関電トンネルでは「排気ガスを出さないバス」として生き残る形となり、大観峰-室堂の立山黒部貫光・立山トンネルのバスも普通のディーゼルから平成になってトロリーバスに置き換えられて現在はこの2路線ということになっています。両者は距離的には遠くなく今回の自分のようにまとめてやっつける方も少なくないことから黒部ダムのサイト(関西電力)では「日本唯一のトロリーバス」という紹介もされています。

ちなみに、これ。「架線を引いた所から集電して走る」という観点からか「無軌条電車」という日本語訳がついていて、路線を設置するのに適用される法律などの観点ではバスではなく鉄道に分類されています。だから扇沢「駅」と(関電が)こだわっていれば地図のアイコンもあえて鉄道にしているのです。

それにしても「フロック」の構造(トロリーバスの架線はプラスとマイナスの2本を引かなければいけないので普通の電車と同じポイント部の架線構造にはできない)だけは最後までわからんかったわ…。

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