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zoom RSS 冥王星、惑星としては1周できず

<<   作成日時 : 2006/08/25 09:17   >>

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国際天文学連合(IAU)総会で惑星の定義とその数に関する議論が進められていましたが、決着がついたようです。「セレス、カロン、2003 UB313」という3個の星を惑星に追加する案から一転、冥王星が定義上惑星から除外されることになってしまいました。冥王星は発見から100年経っていないのに公転周期が250年くらいありますから「惑星としては太陽のまわりを1周できなかった」ことになりますね(笑)。

「追加するだの除外するだの」の議論になった原因、それは「惑星の定義づけ」ということにあります。天文学が科学である以上、そこに出てくるものには定義が必要。最初「太陽(恒星)のまわりを公転して自分自身の十分な質量で球形になる」ということで結果「3個追加案」がでてきましたが(2003 UB313は冥王星より大きいし)、「それでは際限なく惑星が増える可能性がある」ということで「自らの軌道の近くに他の天体がない」という定義を追加、冥王星が除外されることになる、というわけです。

「冥王星を特別扱いして惑星に残す」案もあったそうですが、天文学に詳しくない自分でもこれは支持できません。「科学における定義というもの」に反してしまいます。そういう意味からいえば、「追加案に問題があることから生じた除外案」を打ち出せたことに対してIAUはいい働きをしたなと思います。

さて、惑星といって思い出すのが(実はここコピペ)、1年前に書いたこの記事。上記で言うところの「2003 UB313」について触れたのですが、そこで書いているのがホルスト作曲の組曲《惑星》について。曲のインプレッションはそちらの記事をごらんいただくとして、そちらからもわかるように惑星の旅は海王星でおしまい。作曲当時は冥王星が発見されていなかったので特段問題はなかったのですが、冥王星が発見されてから今までの間続いていた中途半端な状態。結果的に彼の考え方で正しかったことになるのでホルストは草葉の陰でガッツポーズしていることでしょう。

あと、その記事でつけた自分のお返事コメント。
(2003 UB313が)惑星として認定されるかはわかりませんが、逆に冥王星が惑星ではなくなったりして。
1年前のオレ、グッジョブ!すっかり忘れていたけど(爆)。
ホルスト:惑星 / ウィリアムズ:スター・ウォーズ

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
冥王星、実に残念でしたね。

そういえば、ホルストの惑星にイギリス人がそれっぽく作った「冥王星」を加えた「惑星」のCDが出るようですね。

発売元(どこだったか忘れました)のコメントが良かったですよ。
「冥王星が惑星じゃなくなったら、もうこの曲を演奏する人も居なくなるでしょうから、これはとても貴重な1枚になります」

確かに惑星じゃないし、ホルストが作ってもいない、と言うことならもう2度と演奏されないでしょうから、レアな一枚として手元においておきたいものです(爆)
クルトンパパ
2006/08/25 13:30
>実に残念
まあ、冥王星自身がなくなるわけではないですし^^

>CD
そのようなものがあるんですか。でもまあ作曲者が変わりますしあの消え入るようなエンディングからどうつなげるか難しいというところもありますが、どのようになるんでしょうね?
なかたん
2006/08/25 17:30
冥王星が惑星と学んだジェネレーションは人類史上、貴重な存在。
自慢してこれから過ごしましょう(笑)
こもれび
2006/08/26 20:42
というか、「惑星」と結果的に勘違いした発見当時のほうが貴重なような(爆)。

「惑星」というものをきっちり定義づけできた今の世代もまた貴重ですが。
なかたん
2006/08/27 10:32

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