館長の不定期記

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zoom RSS Ps...I love you.(誰?)

<<   作成日時 : 2005/06/30 14:51   >>

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タイトルに引っかかった方、残念でした。こういうとき、「Pが大文字、sが小文字」はありえません(笑)。

さて、尼崎の事故を受けて国土交通省が通達した「カーブでの速度超過対策」、相鉄はすでに完了したみたいですが(リンク先はカナロコ、もうここで書いた「_blank」の要望が対応できてたか)、もっとも大変と思われるJR東日本の対応が発表されました。

一つ目の軸が首都圏を中心としたATS-P(以下「P」)の設置拡大。すでに首都圏ほとんどのところでPが設置されており、「首都圏といえるのか?」という感じの松本・いわきまで達しているようですが、抜けている関東のローカル線を中心にPを設置するようです。久留里線を除いてはほとんどが「もともとP区間に入る車両」で運転されているので車両面の投資はそれほど多くないはず。久留里線だけは古い車両&昔ながらのタブレット閉塞でどうなるかわかりませんが…

もう一方の軸がP対象以外のところに整備するATS-Ps(以下「Ps」、はい、ここでタイトルとつながった)です。これ、Pまで高級なシステム、というわけではないようですが、Pに近い安全性を確保できます。しかももっと優れているのが、現在使われているATS-SN(以下「SN」、本当はNは小さいけど見なかったことにする)と互換性が高いこと。全機能を生かすなら車両、地上ともPs対応の必要はありますが、SNレベルの安全性なら片方だけがPsの場合でも確保可能です。

これがどういうことかというと、「Ps設置済みの区間はPs付の車両なら安全が確保できるだけでなくSNの車両も走ることができる」「Ps付の車両はPs区間はもちろん、SN区間も走ることができる」ということで、五月雨式に工事を進めても順次安全が向上するというポイントがあります。

もちろんSNとPsの組み合わせなら保安設備の二重設置がいらないというのも見逃せないでしょう。根岸線には「ATCしか積んでない京浜東北線の電車」と「ATCなんか積んでない貨物列車」が保安設備が二重設置された同じ線路の上を走っていますし、塩尻-松本間では「Pを積んだ東日本車」と「Pを積んでない東海車」がやっぱり同じ線路の上を走るらしいのですが、個人的には無駄を感じてしまいます(ところで松本-長野間はP整備対象のようですが、東海車の「しなの」はどうするんでしょ?)。この間復旧した宝塚線も「Pを積んだ通勤車」と「Pを積んでない特急」という似た構図のようですね。

「速度照査できるSN(*)なら大丈夫」という向きもあるようですが、できるところからでも順次Psを導入して安全性を高めてもらいたいものです。もちろん東日本だけでなく全JRですよ。

(*):速度照査できるSN
厳密には、SNに通常そんな機能はないようです。これに相当するものは東海などで使われているものですが、ATS-STなど(会社によって違う)と名乗っています。東海に乗り入れる東日本車は、SNこそ名乗っていますが通常のSNにはない速度照査機能を追加しているようですね。

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久留里線に関する妄想(笑)
この記事でJR東日本のATS-P(以下「P」)設置対象拡大について触れました。大体のところが既存の延長かなと思える範囲の中、よくよく見ると妙に存在が浮いてる久留里線だけ気になって夜も眠れません(うそ)。 ...続きを見る
館長の不定期記
2005/07/08 17:26

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