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zoom RSS 文殊ともんじゅ 又は地裁と最高裁

<<   作成日時 : 2005/05/31 10:46   >>

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「文殊」といえば本来新大阪と天橋立を結ぶ特急列車。「北近畿」の影に隠れて1日1往復という目立たない?特急です。しかしながら今は福知山線が事故で不通なので、動いているのは北近畿タンゴ鉄道線内の福知山と天橋立の間だけ。まあ京都方面の「きのさき」と福知山で接続するのでまったくお客様が乗らないということはないでしょうが。

さて、これとは関係ないですが高速増殖炉「もんじゅ」の設置許可の無効確認を求めた裁判で、最高裁は高裁(名古屋高裁金沢支部)の判断を覆し住民側敗訴になってしまいました。「文殊」は脱線事故の影響を受けている被害者ともいえますが、「もんじゅ」はナトリウム漏れ事故を起こした加害者。核燃料リサイクルという新技術の実験の代償がこの事故だったのではないでしょうか。

一方、同じ日に地方裁判所(金沢地裁←おおっ、偶然かもしれないが同じ金沢ではないか)で画期的判決がありました。「住基ネットは違憲」として登録されている個人情報の削除を認めたのです。これは国の政策に真っ向から反論する判決ですね。住基ネット自体の安全性の問題や、紙ベースの住民基本台帳の閲覧でスパム郵政公社メールが送られるなど、行政上における個人情報保護は推進しなければならない立場なのにむしろ遅れていると言わざるを得ません。その点住基ネット上で選択性という形で個人が個人情報を管理できることになったのはいいことでしょう。

ということは、です。「もんじゅ」の裁判は終わってしまいましたが、住基ネットの裁判は国が控訴して最高裁まで行けば、逆転で削除を認めない判決になる、ということが読めてしまうのではないでしょうか。こんな適当なシナリオが現実にならないよう、裁判官の皆さんには国と法を守るだけのでなく国民の立場に立った判断をお願いします。

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高速増殖炉もんじゅ裁判住民敗訴
「高速増殖炉もんじゅ裁判住民敗訴」に関連するブログ記事から興味深いものを選んでみ... ...続きを見る
ブログで情報収集!Blog-Headli...
2005/05/31 15:07
「もんじゅ」逆転敗訴〓
 んーと、なんか長々と書く気は失せました。いや、ほんとこのニュースって、けっこう簡単にスルーされてるような…。やっぱ、みんな関心ないのかな。つーか、こういう判決を見ると「やっぱお上には逆らえないんだ」って、シラケちゃうんだろうな…。 ...続きを見る
つるつるいっぱいの宇宙
2005/06/02 05:43

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
住基ネットや「もんじゅ」は、国民のためにならないと仰るのですか?
私はむしろ、「国民の立場に立てば、住基ネットや『もんじゅ』は不可欠」と言いたいですね。
ホシノミヤ
2005/06/04 23:50
ホシノミヤさん、はじめまして。
論点が複数にまたがるので、分けてコメントします。
なかたん
2005/06/05 10:54
まず、住基ネットについて。

原告の要求、裁判所の判断、私の意見いずれも「住基ネット自体の運用停止を求めているのではない」ということはご理解ください。

「個人の情報が本人の許可なく本人のコントロールの及ばないところに行く」ということがこの場での論点になっています。その点においては許可を出さない、つまり参加不参加を選択できることがもっともであると考えています。

反対派の説得はこれらの点で不安感を払拭できる合理的な説明に加えて、全国民が参加することではじめて生じるメリット、不参加者は参加しないことによる不利益を覚悟での不参加なので参加に振り向かせるだけのメリットを合理的に説明できない限り難しいと考えます。
なかたん
2005/06/05 11:02
次に「もんじゅ」。

新しい技術の開発には失敗はつき物だということは間違いないと思います。しかし、こと原子力開発での事故が重大な結果を及ぼすことはスリーマイル島やチェルノブイリが証明しています。

このため原子炉の設置許可には慎重に慎重を重ねた安全対策が求められるのですが、そこに不備があった(から事故につながった)というのがこの裁判の論点だと考えます。

以下、裁判とは関係ない個人的意見ですが、原子力技術は先に述べた事故の危険や核兵器への転用性が問題だと考えていますし、コスト面において従来の原子力発電の方が安いとも言われています。また、最終処理の観点で課題を増やすだけということもあると思いますので、個人的意見としては「限りなく反対に近い保留」とさせてください。
なかたん
2005/06/05 11:12
で、この記事の本題の裁判所についてですがホシノミヤさんのおっしゃるような行政の追認ではなく、問題があるときは問題ありと言える行政のチェックとして機能してもらいたいと考えています。
なかたん
2005/06/05 11:15
もちろん反対意見はあると思いますので、十分な内容で合理的な説明ができればトラックバックは歓迎しますよ。
なかたん
2005/06/05 11:16

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