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zoom RSS 疑わしきは… 〜諫早湾、高裁で仮処分ひっくり返る〜

<<   作成日時 : 2005/05/17 10:42   >>

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「疑わしきは罰せず」、一見いい言葉のようですが、時にはつけられた傷に塩を塗るようなことになりかねません。というわけで残念なニュース、ここで触れた諫早湾の干拓事業で工事差し止めの仮処分が取り消されてしまいました。

「漁獲量減少は工事との関連が疑われるが、関連性が証明されるまでには至っておらず、工事を差し止める理由はない」
「干拓工事の差し止めについては事柄の性質上、因果関係の証明は一般の場合より高いものが要求されるが、干拓工事により漁業被害が起きたという点で、十分な証明があるとまでは言い難い」
ということだそうですが、こういう場合こそ工事を止めて開門調査をすることで「疑わしさ」を晴らすことが必要なのではないでしょうか。一応そのことで釘を刺しているようですが、結果はあくまでも仮処分取り消しなので国は工事を進めてしまいます。完成してしまうと、完成したままの状態で有明海が元に戻ることはないでしょう。

営団(当時)日比谷線の事故では営団幹部が不起訴になりました。そして時効を迎え、刑事責任の観点では真相を追究することができなくなりました。しかし犠牲者の遺族の心が癒えることはないでしょう、「疑わしきは罰せず」という言葉のおかげで。今回も、この言葉の前に無力感を覚えてしまいました。

追記。
クルトンパパのいろいろ日記「諫早湾干拓再開へ」
すごく近いタイミングで記事をアップされてたのもありますが、この問題はしっかり考えていかなければ、ということもありますのでトラバさせてもらいます。私めの記事では高裁の判断のみについて書いてますが、事業自体に対しては同感ですね。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
TBありがとうございます。本当にこの問題、長引かせてはダメなんですよね。たぶん、今度の訴訟にしても、最終判決まで、10年近くかかってしまうでしょうね。そうしたら干拓は終わってしまい、どんな判決が出ても、意味ないことになりますから。
水門を開くことの是非、専門家たちがもっと真剣に討議して、われわれに分かりやすい結論を出して欲しいものですね。
クルトンパパ
2005/05/17 11:30
クルトンパパさん、こんにちは。
そうですね、今度は行政訴訟を起こすらしいですけど、司法の方には迅速な判断をお願いしたいです。止めるのに長い時間をかけていては意味ないですから。
なかたん
2005/05/17 11:40

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