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zoom RSS なつかしのコロナリーステント

<<   作成日時 : 2005/03/19 17:19   >>

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昨日に引き続き、今日も医療ネタです。今日の新聞に「冠動脈ステント治療を受けている方へ」という全面広告が掲載されていました。全面広告なので当然でかいです。

冠動脈(コロナリー)ステントについて説明する前に、まずはその周りについて。虚血性心疾患は、心臓を取り囲む冠動脈がコレステロールなどで狭くなり、心臓の筋肉に十分な栄養・酸素が送れなくなる病気。その冠動脈、英語で言えばコロナリーですが、狭くなったところに血管を通して金属の網(変な言い方だとタイツ)みたいなものを送り込み、その網(タイツ)を風船のようなもので広げて支えてあげて冠動脈が狭くならないようにするのが冠動脈ステントです。開胸手術がいらないので患者の負担も少なく医療費も安いといった利点があります。広告曰く日本だけで年間10万人以上が受けています(ちなみに広告は「薬を飲もう」「血液検査を受けよう」「調子悪かったら医者へ」の3原則を呼びかけています)。

この広告を見て思わず懐かしくなってしまいました。自分は心臓周りに異常はないしステントを入れた人もまわりにはいないのですが、大学のときの研究室で「コロナリーステントの力学的特性」を研究する班がちょうど自分がいるときにできたのです。

その班は当時、まったく未知のステントの研究をするのに苦労していたようです。シリコンで血管もどきを作るノウハウはすでにあったのですが、冠動脈の細さを作ったり、実験装置を作ったりは今までなかったこと。そこに空気で圧力をかけたりなどいろいろなことをやっていました。

「医学の進歩」なんて一口で言いますが、それには医者や看護師だけでない、工学的なアプローチも不可欠なのです。今後進路を決める若い皆さんも、こういう世界に目を向けてはいかがでしょう?

アクセスありがとうございます。
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